attoの文とか。
attoの書く小説等をupしています。                 記事は下へ行ってしまうので一話から読むときは最新の記事かカテゴリーを使って下さい。 ・・・・では、
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Author:atto
話を読むこと、書くことが好きな高校生。
いろんな知識を持っているつもりだけどいざと言うときに活かせない。

話を書きたいがどうにも行き詰まることが多い。

もの凄いスローペースな更新だとは思いますが、どうかお付き合い下さい。



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B×B Eighth

お待たせ致しました。
B×B 第八話。更新です。

Eighth "氷人"

シロハは目的もなく、当てもなくただ歩いていた。その身に纏う雰囲気からか、道行く人は須く道を開け、さながらモーセの様である。
勿論別に意識的にそんな事をしているわけでも無いので、シロハは相も変わらず無表情だ。元々と言う線も否定はできないが…。
そんな中、開いた道の真ん中に仁王立ちする少女が居た。
「邪魔だ」などと言うほどシロハも無遠慮でもないので、普通に横を通ろうとした…
『グオッ!』
いきなり少女が殴りつけてきた。
ガードしても後ろに吹き飛ぶシロハは、痛みに顔を歪めつつ一気に思考回路を回転させる。
少女は拳を振り抜いた形で止まり、ゆっくりと状態を起こす。その瞳には何も宿っておらず、ただただ氷の様だった。
「…R.system、所有者かっ…が…」
呼気と言葉が同時に口から出る。
シロハの背には鋭い、研ぎ澄まされたナイフが刺さり、黒いYシャツがみるみる内に赤黒く染まっていく。
「二人…目…。」
「…」
ナイフを刺した少年は全く先の少女と同じ顔で、目は深海の様な色を湛えて居た。
その少年は弾かれる様にシロハから離れると、少女と反対側…つまりシロハを挟み込む位置に立った。
「マジ…か…」
『ズッ』とナイフを抜き取り路端に捨てる。『カランッ』と言う小気味の良い音が鳴った。
毒なんかの類は塗って無さそうだ…と素人目に判断するシロハ。寧ろこれはダメージよりも相手が…R.system所有者が2人居ると言うことを見せつける策だろう。
ダメージはおまけと言った所か。
「全く、平穏、安寧が似合わない人生だっ!」
剣…『フォルス』を地面に突き立て、紫電を左右に走らせる。雷は2人の手前で爆発を起こし、視界を塞いだ。
「ちっ!」
少女は舌打ちして煙の中に突っ込む…が煙の先、先ほどシロハの居た位置にもう影は無かった。

『ズリッ…』
壁に寄りかかると赤い線が壁に描かれた。尤もその辺りはsystemによって高速治癒が行われているから平気だろう。
「さて、作戦会議だ…」
そう呟いて立ち上がる。
「…潰すか。」
作戦もへったくれも無かった。

『R.system…motion!!』

装甲を纏った戦士が『ヒュッ』剣を振るった。

「…お、逃げたかと思ったよ。」
少女は心底どうでも良さげに驚いて見せた。
「あぁ、お前等は…『取り合えず』潰す!」
ふ〜ん」
『R.system…awaken!』

光が起こり、二人は装甲に身を包む。
シロハは剣を振るい、先ほどの雷を空気を伝えて飛ばす。
今回の雷は手前などでは無く、直接二人に向かい、『ドッ』っと言う爆発音が起こる。
が、勿論それも大したダメージにならず、薄い青の装甲…「Fifthか?」が爆炎の中から突っ込んで来た。
「効かないよ…そんな攻撃!」
Fifthはそのまま拳をシロハに叩きつける。が、シロハもそれをバックステップ…と言うには些か大きい跳躍で、それを避ける。が、Fifthもすぐさまシロハの横に付ける。
「逃げきれる…とでも?」
「全く?」
おどけた様にシロハは言い、左手に握っていた『弾丸』を指弾でFifthに向けて放った。
「はっ?」
いきなりのシロハの攻撃にFifthの対応が遅れ、弾丸を胸の装甲で受ける事になる。

『パァァァァンッ』

弾丸は炸裂…と言うより破裂に近い形で激しい音を立てる。…しかし、Fifthは然したるダメージも無い様である。
「…は?何がしたい…わ…」

『ドサッ』

Fifthの装甲が解け、いきなり倒れ込む。受け身も取れない状態で顔面を叩きつける形になる。
「…何をしたの?」
もう一人の蒼い少女が疑問を口にする。それに対しシロハはあくまで軽く「マジックさ」と答える。
「ふざけるな。」
蒼い少女…Fourthは吐き捨てる様に言う。
けれどもシロハは全く感じを変えずに、ゆるゆると立つ。
「R.systemは機械であり、器官であり、臓器だ。俺たちの体は既にその臓器に依存してるんだよ。」
「何が言いたい。」
回りくどいシロハの言い方にFourthは露骨に苛立ちを見せる。
それに伴って空気中の水分が凍結を始める。属性現象が起こっているのだ。
「しかもその臓器、心臓の替わりまでやってくれているんだ、それが『止まったら』どうなると思う?」
心臓が止まった瞬間はまだ人は生きているだろう。でないと心臓マッサージなどただの愚行に過ぎなくなる。
が、心臓の機能の低下が緩やかに、気がつかないほど慎重に行われているなら・・どうだろう。
心臓が止まっても『もう一つの心臓』によって生きながらえる。・・それがR.system。
シロハが放った弾丸は一時的にsystemをダウンさせる特殊弾だ。
「・・退化しきった心臓では・・動けないでしょうね・・。」
Fourthは憎々しげに呟く。
「さて、一対一だが・・今なら逃げられるぞ?」
「戯れ言ね。私が逃げるわけ無いでしょう?」
そう言ってFourthは不敵に笑む。
が、

『ザッ!!』

何者かにシロハとFourthは囲まれた。
「今より!!人外生物の討伐を我ら自治軍は開始する!!」

この記事に対するコメント

自治軍ですか・・・なるほど、勢力が入り乱れてきましたね・・・(汗)

思うのですが、attoさんの文章は戦闘試写がカッコいいですね・・・

次も期待しています!!
【2008/07/13 10:07】 URL | ENGA #2NKnmN5w [ 編集]


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